お屠蘇を作りながら金逸博士を思ふ

1日遅くなってしまいましたがメリークリスマス🎄

わびさびと 室長 佳織です

 

そろそろお送りした方にはクリスマスプレゼントに紛れてお屠蘇が届いていると思います

封筒からすでに香りが漏れ出ていたので、無事に届くか心配だったのですが、数名の方から着いたよコールをいただきホッとしています

 

ところで、お屠蘇ってどうやって飲むの?!と、皆さまから言われます

実は私も自分でお屠蘇を作ったことがなく

今回、皆さんにお渡しする前にやっと作ってみましたので簡単にご説明させていただきますね

*お屠蘇とは

薬草酒で、一年間の邪気を払い、長寿を願ってお正月にいただく祝い酒です

*屠蘇の中身

お屠蘇を作るときに使う薬草を屠蘇散(とそさん)といい、一般的に5~10種類の漢方薬に使われる生薬を日本酒やみりんに漬けてつくります

ちなみに、わびさびとの屠蘇は10種類の生薬を使用しています

中身は大人の事情で秘密ですが一部お伝えさせていただきますと
山椒の花(サンショウノハナ)、桂皮(ケイヒ)、丁香(チョウコウ)、陳皮(チンピ)
などが入っています

作り方は、ご家庭で色々あると思いますが

*わびさびとの作り方

・ワンカップの日本酒がありますよね
もしくは1合(180ml)のお酒に大晦日にポイっと入れてください

以上です

決して高いお酒を使う必要はありません
また私が試飲した結果少し長めに漬けると更に風味が出ます

飲む時に屠蘇散を取り出して乾燥させてあげてください

・その後はお風呂へ入れて屠蘇風呂にしましょう
(その時は念の為、お茶パックなどに和紙のままで構いませんので入れてください)

・ちなみに、ちょっとした隠し味にもなります
中国のお酒、杏露酒や桂花陳酒にパラっとかけたり、私は先日カレーにも入れましたら、風味がとても良かったです♪

一度で2度も3度も楽しめる美味しいわびさびとの屠蘇をご堪能くださいね

また、ぜひぜひ飲んだ感想をお聞かせ願えれば!!

来年も頑張ろうと思うかもです笑

 

もうひとつ、何故お屠蘇を作ったんですか!!とお渡しする方々に聞かれるのですが

実はちょっとだけテルミーにも関連していることがあります

テルミー線を数種類の植物から出来ているということは、皆さんご存知かと思いますが

その昔、お線香を金逸博士が1本1本丁寧に作られていたと聞いたことがあるんですね

定かではありませんが、もしかしたらこの薬研ですり潰していたのでは?!

と思うと、居ても立っても居られなくなり、漢方薬局の方にお願いして使わせていただきました

ですが、たった90gのお屠蘇を作るのが本当に大変で泣きそうでした

 

こんな大変なことを金逸博士は

「文化を構成する最小単位であり、健康を守る最前線が家庭である。」

「その最前線の家庭で病気の前兆の段階で手当てをし、病気を予防する。また病気になってから治すのではなく、病気にならない身体づくりこそが大切だ。」

という考えから、イトオテルミーの発明を始め、テルミー線を大切に作ってくださったんだなと思うと、貴重さや、残線を捨てる事の勿体無さを改めて感じました

皆さんもテルミーの残線、簡単に捨てられてはないですか?!

お線香は最後まで余すところなく使えます

もしどのように使うかわからないと言われる方は遠慮なく質問してくださいね

 

わびさびとは30日までは営業いたします

一年頑張った身体にご褒美の美味しい熱を入れてあげませんか

みなさまにお会いできるのを楽しみにしています

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わびさびと 桜のみやこ療術所

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