イトオテルミー療法とは
伊藤金逸博士が1929年(昭和4年)に発明した療法で
約80年の歴史をもつ温熱刺激療法です
名前の由来は、博士 の姓の「イトオ(ito)」と
ギリシャ語の温熱を利用した療法を意味する「テルミー(thermie)」からきています
*使用方法*
使い方は冷温器の内管にテルミー線を装着し、テルミー線を点火して外管に挿入します。
冷温器2本を1セットにして体表を摩擦します。
*効果*
テルミーの温熱刺激は、
からだにぬくもりと刺激を与えることで、
・自律神経系(交感神経・副交感神経)のバランスを調整
・内分泌系(ホルモンのバランス)を調整
・免疫系(免疫力)の働きの向上
・生命を維持する機能(ホメオスターシス)に活力を与える
・自然治癒力に活力を与える
・こころとからだを慰す
また、
・血液やリンパ液の流れを促進
・全身の疲労回復
・筋肉のこりと痛みの緩解
・神経痛の緩解
・消化器系(胃腸の働き)を活性化させる効果
・炎症を抑える効果
もあります。
つまり、
こころとからだの両面から自然治癒力に働きかけて
・病気の予防
・疲労回復
・健康増進
を図ります。
*特徴*
テルミーのぬくもりは、優しくおだやかです。
こどもからお年寄りまで、家庭で簡単にかけ合いができ、自分自身でもかけられます。
副作用がなく、医薬品との併用も差し支えありません。
*こんな方にオススメします*
全身症状 | 発熱、微熱の継続、不眠、疲労、むくみ、 冷え、二日酔い | |
頭・顔の症状 | 頭痛、目の疲れ、鼻がつまる | |
胃腸の症状 | 胃のもたれ、便秘、下痢 | |
首・肩・腰の症状 | 肩のこり、腰痛 | |
手・足の症状 | 肘の痛み、手首の痛み、膝の痛み | |
皮膚の症状 | 皮膚のかゆみ、吹き出もの | |
心が関係する症状 | イライラする、食欲不振 | |
外傷 | すり傷、切り傷 |
書いていない症状でも、お気軽に相談してください
テルミー療法を過信しすぎず、医療の適期を失わないことが大切です
症状の継続または増強が見られた場合には、すぐに医師の診察を受けましょう